Walking in my town

40代主婦が日常の話を書いていきます。

国立民族学博物館(みんぱく)に行ってきた話

 

 

 こんにちは。先日国立民族学博物館みんぱく)にいってきたので、その話を書きたいと思う。私は何度か来てるので、ここは自分なりの楽しみ方を確立している博物館で居心地がいい。

 

 今回は主にみんぱくの話だけど、みんぱく以外のオススメのスポットも併せて書きたいと思う。

 

国立民族学博物館はどこにある?

 大阪府吹田市万博記念公園内にあるこの建物は国立博物館だけあって大きい。なのに観覧料は大人1人580円と非常にコスパの高い施設だ。アクセスは大阪モノレール万博記念公園駅を降りて少し歩くと、太陽の塔がお出迎えしてくれる中央口に着く。そこから万博公園内に入って歩いて片道9分だ。

 

www.minpaku.ac.jp

 

 万博公園内は自転車は使えないので、園内乗り物にでも乗らない限り歩くしかないんだけど広大で自然豊かなので、普段9分歩くのはあまり苦痛ではない。ただ、私は日傘を持ってくるのを忘れたせいで炎天下を歩く羽目になってしまい、これは体に堪えた。

 

みんぱくのオススメ訪問方法

 ゆっくり見たいのなら平日の午前中がオススメ。たまに小中学校の遠足にぶつかるけどあまりうるさいと感じたことはないな。

 

 ここは広いので最初来たときはたぶんどこを見ていいかわからないと思うし、じっくり全部見ようとすると途中疲れると思うので可能なら複数回来てほしい。最初来た時はざっくりとどんな展示物があるのか見て、二度目以降は自分が見たい地域とかテーマを決めて行くと満足感が得られやすい思う。

 

 私は東南アジアが好きでここにガムランの音を聞くのを楽しみに来ているし、実際にガムランを叩くこともできる。ガムランの音はこのクソ暑い夏の清涼感をもたらしてくれる風鈴の音を思い出させる。

 

 そして、今回来て思ったことだが、古代の宗教儀式に使われるお面ってどれもすごく不気味で大きいのはなんでなのかなと。私達がアニメなどで知ってる神というのは慈愛に満ちて穏やかな顔をしたイメージなのだけど、古代人にとってはそんな生易しいものじゃなかったんだろうなと。天災、病気と人々の得体のしれない不安が神をこういうイメージにしたのかもしれない。

 

ビデオテークも楽しみ

  みんぱくに行って是非体験してもらいたいもののひとつにビデオテークがある、これは世界の文化の関する15分程度の映像が好きなだけ見られる個別ブースなのだけど、今時Youtubeを見れば何でも見られるこのご時世に必要?って思う人もいるかもしれない。

 だけど何がいいかっていうと、いろんな文化の展示物を見た後のその頭でこうしたビデオを見ると内容がより深く頭の中に入ってきやすいというメリットがある。家でYoutube見るのではこの体験はなかなか得られない。

 

 そしてみんぱくって広いから展示物見てると足が疲れるのだけど、足を休めながら静かな環境でビデオを見られるというのもいい。あまりにも心地よすぎて眠くなることもよくあるけど、時間無制限なので空いていれば見たいものを好きなだけ見たらいいと思う。(ただ個別ブースとはいえあくまでもビデオ見る空間なので、食事したりとかそういうのは止めましょうね。)

 

 映像は意外とグロいのもあるので、子供が見るには要注意のものもある。前に「羊の煮込み」を作るってのがあって、おいしそうだったので見たんだけど、生きた羊を市場で買ってきて、それを家の近所で絞めて羊肉に解体していくシーンはちょっと見れなかった。考えてみれば、養豚場や養鶏場では当たり前のシーンなんだけど、物心ついたころから肉というのはスーパーでパック詰めされたものという感覚で育ってしまった私にはキツかった。(しかし出来上がった羊の煮込みはおいしそうだったよ。)

 

ミュージアムショップも楽しい。

 ここではみんぱくオリジナルグッズも売っているのでみんぱくに来る機会があまりない人は記念に何か買っていくのもいいんじゃないかな。ただ、個人的に思うのは、ミュージアムショップでフードを購入するのはどうかなと思う。確かにめずらしい食べ物が口にできるのかもしれないけど・・・・それなら万博記念公園の側にあるエキスポシティ(大型ショッピングモール)に寄って、無印良品なりカルディでそれなりの食材買って家で再現した方が安上がりでは?と思ってしまう。だから私なら非食品をおみやげに買うかな。

 

大阪の万博記念公園について

  最後に万博記念公園について書いておきたいのだけど、大阪はこことは別の場所で来年万博開催を予定してる。これがイマイチ盛り上がってなくって、在版マスコミには毎日のように叩かれる始末。一応来年、万博ボランティアやる予定なんだけど本当に開かれるのかなという不安がある。

www.expo2025.or.jp

 1970年にここで開かれた万博は,、大阪がというよりも日本が国力あげて開催した万博なので、規模が非常に大きく、総入場者数6400万人以上(おおよそ日本人の2人に1人が万博行った計算になるね。)と桁外れのイベントということもありあれから54年経った今でも万博記念公園は大阪を代表する大きな公園だし、太陽の塔はここのシンボルとなっている。

 そんな万博記念公園なのでみんぱくだけでなく、余力があれば是非太陽の塔の内部とか日本庭園、自然文化園も見てほしい。遊園地の跡地にたった大型商業施設エキスポシティのおかげで食料の調達もすごく便利になったから、朝から晩まで余裕ですごせるのが万博記念公園だ。もし大阪に観光に来るならミナミや通天閣もいいけどここもオススメ!