Walking in my town

40代主婦が関西の大学の話と日常を書いてます。

子ども向けのシャーロック・ホームズがおもしろい!

 

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 子ども育てるようになってから、今の子どもと自分の子ども時代を比べてその環境の変化に驚かされることは多々あるのだけど、その中でひとつ興味深かったのが児童書のカバーの変化。

 

 本屋に行って見てみたらわかると思うけど、カバーがラノベライトノベル)チックなアニメ・漫画系イラストが多い。これを良しとするか否とするかは意見が分かれるかもしれないけど、私は賛成!!

 

 だって、自分が子どもの頃、児童書の本のカバーで「ああ、この本読みたくないわ~。」と思ったものたくさんあるから。


 特に昔、私のクラスの学級文庫に児童向けの江戸川乱歩シリーズがあったんだけど、カバー絵が怖くってね・・・。正直触るのもためらう程だった。そこに当時話題だったグリコ・森永事件の「かい人21面相」の脅迫文のイメージも加わったから、個人的な印象は最悪だった記憶もある。(一度か二度、興味本位で中身を確認はしたけどw。)

 

 もちろん当時でも「からすのパンやさん」とか「ぐりとぐら」とか、かわいい絵もあったけど、中には絵本や児童書でも「なんでこの表紙にした?」と思うような全く読書の意欲がわかないイラストが使われてるのは謎だった。本は中身さえよければ売れるって考えだったのかな?


 子どもは見た目に敏感。だから何いわれいわれても、児童書はまず親しみやすいイラストで興味を惹きつけるのはいいことじゃことじゃないかと私は思う。


 で、今うちの息子のために買ったのが「10歳までに読みたい名作ミステリー」の「シャーロックホームズ」なんだけど、この「10歳までに読みたい」シリーズは海外の名作の和訳じゃなくって、話を小学生でもよりわかりやすく読めるように編集している本なんだよね。親しみやすいイラストとわかりやすい文章は名作の入門書としていいと思う。


 シャーロックホームズの「踊る人形」は暗号小説なんだけど、ホームズが暗号の規則性から推理して謎のメッセージを解読していくところは、初めて読んだときワクワクした。暗号といっても初歩的な暗号だけど、子どもに暗号解読の楽しさを知ってもらうのにこの短編はもってこいだと思う。

 

 ただ、この暗号が英語なので子どもには難しいんだよね。そこで、小学生にもわかるように踊る人形をローマ字に置き換えているところが、この本のいいところ。子どもの理解度にもよるけど、一度でわからなかったら何度も読み返して「ああそういうことなのか。」とわかったとき一種の快感を感じるんじゃないかな。

 

 私はバリバリの文系学部出身だけど、大学時代、何を考えていたのかコンピュータサイエンス系の教養科目を受講していたことがあって、そこでこの話が取り上げられていたことは覚えているんだわ。

 

 コンピュータと暗号技術は切っても切り離せないものなので、この話をきっかけに息子が少しでも暗号やそれを使ったコンピュータ技術に興味持ってくれたらな~。なんて思っている。

 

 しかし、う~ん現代っ子ならやっぱりゲームからコンピュータに入っていくのが普通なのかな・・。

 

 

名探偵シャーロック・ホームズ 4 おどる人形の暗号 (10歳までに読みたい名作ミステリー)

名探偵シャーロック・ホームズ 4 おどる人形の暗号 (10歳までに読みたい名作ミステリー)

 

 

 この本、大人が読んでも楽しいですよ。小学生のお子さんがいる方は是非一緒に読んで下さいね。