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英検準1級の長文問題について

 こんにちは。今週末英検があるので今回は英検準1級の長文問題について思うことを書きたい。

 

英検準1級長文問題の難易度

 英検準1級長文問題の難易度だけど、TOEICに比べると分量的にはさほど多くない。また単語も大問1に比べればだいぶんわかりやすいと思う。

 たまに「何これ?」という単語が出てくるがそういう単語は文中に説明があったり、言い換え表現で意味を推測しやすくなっている。

 なので平均的な準1級受験者で考えた場合、長文を読むこと自体は、普段速読が苦手な人でもなんとか時間内にギリギリ読めるレベルだと思うけど、問題は設問。あの設問の選択肢がややこしいんだよね。

 

 

 英検の長文問題はTOEICと違い選択肢がすべて文だ。TOEICも文になってるものあるけど、英検準1級ほど複雑な構文にはなってない。英検長文問題の場合、設問の選択肢がややこしいのだ。

 

 だから、英検の長文を解くときは本文を熟読することよりも各設問の選択肢を丁寧に読むことに注意を払ってもらいたい。

 このとき最初にやってほしいのは選択肢の文の主部と述部をしっかり洗い出すことだ。例えば、分詞構文だと一見、動詞の過去形と区別がつかないものがあるんだけど、修飾句にある過去分詞を誤って主語に対する動詞の過去形ととらえてしまうと意味がさっぱりわからないものになる。

 私も分詞構文苦手だけどこれは慣れるしかないと思う。初めは「これはS、これはV」とか線を引いて分解し、慣れてきたら、ぱっと見てこの文の主部と述部は?とすぐに探すといった練習をするといいかも。

 

英検準1級で勘違いしていたこと。

 これは私の体験談だけど大学入試の英語の話。私の世代(アラフィフです。)が大学を受験した頃って、まだReadingが主流だったのよ。だから、長い間Readingが一番大事っていう価値観がどっか自分の中にあって、長文が読めること=英検準1級に受かることと思っていた節があるのだけど、別にReadingで満点近く取らなくってもどうってことない。自信があるなら単語やReadingに多く時間と集中力割きたいだろうけど、それによってWritingとListeningおざなりになってしまう方が危険だと思う。

 

 また英検の長文ってたまに「なんでこの選択肢が答え??」ってよくわかんないものがある。(私の理解不足かもしれないけど。)なのでもし本番で判断に悩む問題があったら、じっくり考えるよりも直観でマークして次に行った方が時間の節約もできトータルでいい結果になると思う。

 

 

 

英検の長文はおもしろい。

 英検派の人があげる英検の長所のひとつがこれ。

 英検の長文は中身がおもしろい。単なる説明文でなく読んでいて誰かに話したくなるような教養も含まれているから気になった話があればWikipediaで調べてみたらいいかも。

 英検準1級だと少数民族の慣習とか出てくることあるよね。普段本は読まないけど、英検の長文のおかげで博物館やTVのドキュメンタリーで「これ知ってる!」って人にちょっと自慢ができるのが誇らしい。