Walking in my town

40代主婦が日常の話を書いていきます。

「ファイアーエムブレムエンゲージ」の感想

 先日、ファイアーエムブレム(FE)シリーズにハマってるということを書いたが、今回はFEシリーズの最新作「ファイアーエムブレムエンゲージ」の話を書きたいと思う。

 

matsutakeenoki.hatenablog.com

 

ファイアーエムブレムエンゲージ」とは?

 2023年1月にニンテンドーswitchソフトとして発売されたゲームだ。同じswitchソフトのFEシリーズではそれ以前に「ファイアーエムブレム風花雪月」が発売されているが、この「エンゲージ」は「風花雪月」に比べるとイマイチ評判がよくない。

 

 主な理由はストーリーで、前回の「風花雪月」が丁寧にストーリーやキャラを描写しているのに対して、こちらはやや大雑把(特に後半)と感じるところがある。なので「風花雪月」からFEシリーズをやり始めた人なら「なんだこれ?」ってポカーンとなるところもあると思う。

 

 

 ただ、個人的には「風花雪月」よりも「エンゲージ」の方が好きだ。慣れるとこちらのゲームシステムが楽しいなと思う。今は「風花雪月」の3周目ルートやっているが、丁寧に話が作り込まれている代わりに長いので、時にもどかしく感じるときがある。私はゲームがしたいのだ。別にアニメが見たいわけではない。

 

ネタ要素満載

 他に「風花雪月」ファンから敬遠されそうな要素として、キャラの見た目と性格がある。

 

 まず見た目だが、ネットで見たVtuberのコスプレ」ということばがぴったりだと思う。

 「エンゲージ」にはFEシリーズの歴代主人公が紋章士として出てくるけど、なんか出てくるすべての紋章士がそんな感じ。特に私の大好きな「聖魔の光石」のエイリーク見たとき、これは私の知ってるエイリークじゃないって思った。またFE初代ヒーローのマルス(上の写真の主人公の後ろに立っている男性)もCMで初めてみたとき「宝塚の男役?」って思ったし。

 

 味方主要キャラにしても、戦場にフリフリのドレスで出てくるセリーヌとか「焼肉網を頭につけている(ダンナ談)」といわれたアイビーとか、極めつけは頭と服にボール?つけてるミスティラとか、「風花雪月」を基準にすると、ぶっとんだ見た目のキャラが多い。

焼肉網?を頭につけてるアイビー



 そして、キャラの性格も尖っていて、特にパンドロとパネトネ兄妹(きょうだい)はシリアスな話が好きな人には受けが悪いんじゃないかな?一言で言うと「ウェーイ系の兄と元ヤンの妹」だ。でも私は関西人なんでゲームならこういうバカっぽいの好きだよ。

 

 「エンゲージ」の中で一番好きなキャラはカゲツ。ただこのキャラが出撃すると「お礼にキスしてやろう」とか「嫌よ嫌よも好きのうち」と、どう考えても昭和のスナックいるオッサンみたいな発言が飛び出す。強キャラだし、顔が中性的なイケメンなので許せるが、コンプラ的にはギリギリでは??

 

「エムブレムエンゲージ!!」

 このゲームには「エンゲージ状態」という数ターンの間、キャラの能力が大幅アップしたり強力な必殺技を出せる場面があるのだけど、ターン数が限られているのでどこで使うのかが重要な戦略になってくる。特に序盤はエンゲージに必要な紋章士の指輪が少ない上に、味方キャラもあまり育ってないので、使う場面を慎重に考えないといけない。

エンゲージの瞬間

 

 エンゲージ状態は一部のプレイヤーから「ニチアサ」(日曜の朝にやってるプリキュア仮面ライダー・戦隊ヒーロータイムのこと)と指摘されるが、そんな感じの見た目が派手なヒーローに変身する。

 

 FEといえば、もともとドラクエみたいな中世騎士ものの世界観なので、最初はエンゲージ状態のSFヒーローチックな見た目は受け入れがたいかもしれないけど、慣れたらさほど気にならない。

 

 

 

  エンゲージシステムはこのゲームの中で一番面白いところなので、紋章士の指輪が全部揃う終盤は思う存分使って派手に戦闘を楽しめた。いろいろ言われているけど楽しかったな。また機会があれば再度プレイしたい。

 

 ちなみに「エンゲージ」も「風花雪月」も難易度ハードクラシックでやってるけど、エンゲージの方が難しいと思う。話よりもゲームシステム重視の人にはこの作品を勧めたい。