こんばんは。まだ日中は暑さを感じる日があるものの、夕方からはだいぶん涼しくなってきた。今回はそんな秋の夜長によく聞いているJazzアルバムを3つ挙げたいと思う。
①マイルス・デイヴィス「Kind of Blue」
マイルス・デイヴィスの名作アルバム。このアルバムは今のような時期にピッタリだ。試しに、自分の好きなドリンクを用意して自室に持ち込み、照明は間接照明にしてイアホンでこのアルバムを聞いて欲しい。すると、自室があっという間にJazzバーのような雰囲気になる。
それぐらい、このアルバムって「秋の夜長」がピッタリなのよ。そして疲れたときも無性にこのアルバム聞きたくなったりする。もう渋いトランペットの音が最高!
②オスカー・ピーターソントリオ「We Get Requests」(プリーズ・リクエスト)
この人もまた、Jazzの巨匠でピアノの早弾きで有名だと思うんだけど、ピアノの早弾きといえば上原ひろみ(東京オリンピックの開会式に出ていたJazzピアニスト)も彼の影響受けているらしい。
私はJazzピアノというと、昔はチック・コリアとか小曽根真を聞いていたけど、子供が生まれてからはしばらくJazz自体あまり聴かなくなった。でも今はたまにJazzピアノ聞きたくなるんだよね。
このアルバムですごく興味もったのが、最後の曲"Goodbye J.D."。出だしの部分、ピアノ右手で弾いてる音と左手で弾いている音、明らかにリズムバラバラじゃない?「どうやって弾いているんのこれ?」って思ったわ。昔の演奏だから今みたいにレコーディングの時に修正とかできなさそうだし、すごい演奏技術だなと素人ながら思った。
③矢野顕子「TWILIGHT」
このCDはLiveアルバム。今の若い人は矢野顕子知ってるのかな?私は学生時代から彼女の曲が好きでコンサートに行ったこともあるけど、矢野顕子という人はかわいらしい声のせいか実力派のミュージシャンと知らない人がいる。
しかし、彼女、ピアノの弾き語りをさせたら国内有数の実力の持ち主だ。「本当に?」と思う人はこのアルバムを聞いて欲しい。この作品は彼女の2000年ぐらいまでの代表曲がJazzアレンジされているんだけど、その中でも「ラーメンたべたい」はむちゃくちゃかっこいい。これ聴いたら音楽に疎い人でも彼女の実力がわかるよ。そしてこのアルバムジャケットもステキなので、私のお気に入りのCDだ。