Walking in my town

40代主婦が日常の話を書いていきます。

バブル期の子供の記憶

 こんにちは。物価高・地震・台風とマスコミは暗い話ばっかり取り上げるので日本全体すっかりどんよりムードになってしまってるのだけど、たまには気分を晴らしてみたいということで、日本が元気だったバブル期(1980年代後半~90年代初頭)の話を書きたいと思う。

 

 ちなみに私はバブル期は小~中学生だった上、うちの父はあまりバブルの恩恵を受けない仕事についていたので、正直バブル期のおいしい記憶はないのだけど、世間が明るかったので幸せだったな。

 

財テクブーム

 今の時代、株とかNISAとか政府も投資を勧めているが、この時代って銀行の利子もすごいことになっていて、何もしなくってもお金が増えていく時代だったんだよね。しかしそんな中でも世間ではとにかくお金を積極的に増そうという感じで、うちの親も日経とか読んで財テクブームに乗ろうとしていた。(素人なのでさほど増えなかったけど。)

 子供にはなんのこっちゃさっぱりわかんなかったけど、近所のマンションの価格がおそろしく上がっていっていたことは覚えている。友達と話してたよね。

 

matsutakeenoki.hatenablog.com

 

アニメ

 バブル期のアニメといえば何思い出す?私は「美味しんぼ」。

 あのアニメって今じゃできない気がする。「ミスター味っ子」はギャグだけど、一応こっちはシリアス?(富井副部長が緩和材のようないい味出してた。)路線だったので日本のバブルの象徴みたいなアニメだった。漫画は長く続いたけどバブル終わった後どうなったのかな?

 

 

 究極の味を求めるのはわかるんだけど、いい食材手にいれたらそりゃおいしいよねって思う。山岡さんや海原雄山が特に手を加えなくったっておいしいものはおいしいよ。

 

 もう、現在の食に関する関心なんてスーパーで手に入る手ごろな食材でいかに簡単にそれなりのものつくれるかでしょ。TVだって業務スーパー特集とかやってるし。私は山本ゆりさんの料理本よく参考にしてるわ。

 

 

流行の曲

 この時代ってまだ演歌が流行曲のTOP10入りするような時代だった。もちろん子供としてはそんなものよりもアイドルとかJ-POPが好きで、クラスでも必ず誰かが流行曲歌っていた。

 私がこの頃好きだったのは渡辺美里。彼女の歌い方は言葉のひとつひとつをはっきりと発音するので聞き取りやすく親受けが良かった。(サザンオールスターズとかうちの親には無理だったと思う。)アルバム発売日には貯めたお小遣い持って楽しみに買いにいったな。

 

ゲーム機

 バブル期の人気ゲームといえば、社会現象をおこした「ドラゴンクエストⅢ」を思い浮かぶ人も多いと思う。ドラクエⅢは大人になってからスーファミリメイク版やったけどゲームシステムのわかりやすさ、ストーリーの巧みさ、耳に残る音楽と、このゲームが人気な理由もよくわかる。

 

 

 しかしうちはファミコンを買ってもらえず、ねだって手に入れたのが携帯機のゲームボーイ。当時ゲームボーイといえばテトリスが定番ソフトで、我が家も姉妹でハマったわ。特に妹は私よりもハマってうまかったせいで、夏休みの宿題やるとき親に取り上げられていたっけ。しかもうちの親、ゲームボーイの電源の消し方わかんないのか戸棚の上でテトリスのあの音楽が空しく流れていたw。

 ファミコンを買ってもらえなかったことを不服に思っていたけど、学習面でうちの親の選択は正しかったのかもしれない。ゲームボーイの画質はショボかったし、電池式だったから延々と遊ぶのに向いてなかったもんな。

 もし、ゲーム廃人になってしまっていたら全く勉強しなかっただろうな。当時、「あそこに行くぐらいなら中卒で働け。」と言われた底辺女子高(今はそこそこいい学校になってる)があったけど中卒か親に頭下げてそこしか進路なかったかも。

 

マンガ

 バブル期というと微妙だけど、「ホットロード」を挙げたい。ホットロードはいわゆる多感な非行少女の親子関係とか恋愛を描いた話なのだけど、この作品とか、尾崎豊は少し上の世代だったので、私が知ったのは後になってから。

 

 

 なんでホットロードをあげるのかというと、主人公の彼氏の名前が「春山」というのだけど、このマンガにすごく影響されたのか、うちの教室に「春山命」って書いた落書きが残っていたんだよね。当時でもドン引きしたけど、これ息子に話したら大ウケして自分も「春山命」みたいなこと書きたいとか言い出す始末。止めてくれw。