Walking in my town

40代主婦が日常の話を書いていきます。

【行きたくない!】過去の短期バイト失敗談

 

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 学生・主婦に限らず、今や副業ブームで社会人も参戦するアルバイト。

 今回は過去のバイト失敗談を書きたいと思う。バイト選びの参考になるかどうかわからないけど、言いたいのは

「自分に合わないバイト・パートってのは苦痛で労働意欲が削がれる。」

という話。

 

 私が、最も失敗したバイト・・・それは約20年ほど前、短期の「お歳暮受付バイト」だった。スーパーのお歳暮コーナーにきたお客さんにお歳暮の受付をするバイトだけど、これが嫌で嫌でたまらない仕事だった。

 

 


つらかったポイント①人間関係

 多くの人が仕事を辞める理由の一位は人間関係と言われているが、ここの人間関係は本当にひどかった。

 

 私の職場は約10名程度で、現場マネージャー(正社員)1人、従業員(正社員)2人、あとはバイトだったかな。で、その大半が女性だったんだけど、一人すごく気の強い人がいてこの人とまったく合わなかった。


 わかりやすくいえば、彼女(当時30代前半独身)、ママ友界の「ボスママ」タイプで、自分の上司にあたる従業員には媚びるけど、自分と同じ立場のバイトは自分の好き嫌いで態度が大きく変わる人だったわけ。

 短期バイトなのでみな入った時期も同じだし、特に経験者ってわけでもなかったのだけど、とにかく彼女は私のことが気にくわなかったみたいで、仕事中よくキツイ言い方されたわ。

 上司で先輩でもないのになんで同期のあんたに怒られなあかんねん・・・。

 

 ま、これはどこの職場でもよくある話かもだけど、理不尽な言いがかりをつけられたのが不快だったのでこのバイトの失敗以来、仕事に応募するときは「応募すれば誰でも簡単に採用してもらえる系の仕事」はできるだけ避けるようにしてる。

 

matsutakeenoki.hatenablog.com

 

 


つらかったポイント②自分がいらないと思うものを売ることの苦痛

 お中元・お歳暮って本当に必要なもの?昨今、年賀状も書く人減ってるが、年賀状は1枚85円だから金銭面ではさほど負担ではない。

 でもお中元・お歳暮って1箱数千円するんだよ。特にあの化粧箱はゴミになるだけだし、無駄の極み。

 

「他人から自分のいらないものが送られてきてそれに自分のお金使ってお返ししないといけない」この日本の伝統習慣が子供の頃から不思議で仕方なかった。例えそれがジュースにしろ食べ物だったとしても、自分が本当に欲しいものは自分で買いに行くわ。


 なので、仕事に対するモチベーションが全くわかなかった。(じゃあなんでバイトしたんだって感じだけどw)

 

 ちなみに当時お歳暮シーズンは小売業界には非常に大事な稼ぎ時だったと思う。だって、1件注文とれば手数料ががっぽり入るから、小売業界の現場で働いている従業員には「契約件数ノルマ・目標」が課せれれていたりする。私は短期バイトなのでそういうのはなかったけど、あったら働かなかった。

 

 昔なら、お互い贈り物を送りあうことで「持ちつ持たれつ」の良好な人間関係を築きましょうって意味があったのかもしれなけど、そんな賄賂みたいなグレーなやり方、現代のコンプライアンスにがちがちに縛られた社会では通用しなくなってきてる。

 私が新卒で働いた会社の上司は若いけどきちんとした人間だったから、取引先からお歳暮きたら丁寧に送り返していたよ。うっかり受け取ってしまい後で向こうのいいなりにならないようリスク回避してたんだよ。


 それに今はグローバル社会だ。外国人にそんな習慣ない。そんなわけでお中元・お歳暮文化が早く廃れて欲しいと思っているのは私だけではないと思ってる。


つらかったポイント③手作業多すぎ

 20年前の話だから、当時PCも触ったことないITリテラシーが低い人も多かったし、特にお歳暮売り場に来る方といえば、専業主婦とか高齢者が多かったのでお客さんに直接PCで入力してもらうってことは厳しかったかもしれない。

 しかしだからといって、すべて紙で処理ってのはいろいろ無理があったと思う。

 

 短期バイトなので、簡単な説明を受けたらすぐに現場に放りだされる。あとはその場で実践で仕事覚えろって感じなのだけど、とにかくお歳暮の注文用紙は記入欄が多い。その割にはロクな説明も受けてないし、どこが何のための処理をするところなのかもよくわからない。ただ従業員の説明を受けた通りにお客さんに伝えて記入をすすめるだけ。記入チェックも従業員の簡単な目視チェックのみ。

 

 当然、お客さんが帰った後でまちがいも発生するのだけど、その処理をするのは従業員の仕事。すごく効率悪い仕事じゃない?(この時代でも簡単な業務システムぐらい組もうと思えば組めたはずなんだけどね・・・。ITに投資する気なかったんだろうな。)


 そして、お歳暮を持って帰りたいというお客さんのためにその場で包装をするのもバイトの仕事だったな。私不器用だから、本当に申し訳ないぐらいひどい包装しかできなかったけど・・・。でも今の時代の視点で考えたら包装紙はまったくエコじゃないよね。”反SDGs”やん。

つらかったポイント④バイト辞めたあとも続いた交通費問題

 たかだか3か月程度の短期バイトだけど、特に後半は行くのが苦痛で苦痛で仕方なかった。

 このバイトは転職活動と並行して行っていたのだけど、ちょうど12月初めに内定が出た。その瞬間このバイトがどうでもよくなった。文句いわれようがなんだろうがここですっぱり辞めたらよかったものの、それを言い出す勇気がなく、結局「内定した会社の社内研修があるから・・・」とかなんやら嘘ついてサボりつつも嫌々行ってた。

 

 案の上、良くなかった人間関係がさらに悪化するのだけど、人間関係とお金は別。バイト期間が終わった後、働いてもらえるものぐらいはきっちりもらわないとと思い、給料の記録を見返してみたら、どうも思っていたよりももらっている額が少ない。
 明細をよく見ると募集要項に「支給される」と書いてあった交通費がまったく支給されてないことに気がついた。

 

 指摘すると「翌月、銀行口座に振り込んでおきます。」との回答で、その翌月確認したら振り込まれていない。なので苦情をいうと「申し訳ありません。こちらの手違いで・・・直接取りに来てください。」との返事。

 仕方なくバイト先に行って手渡しでもらったのだけど、その際、現場マネージャーがそこにいて私に文句いいたかったのか「(新しい会社に入っても)職場の人間関係問題なんてどこにでもあるよ。」みたいなことをグチグチ言われた。要はあなたはどこに行ってもうまくやっていけないよとでも言いたげに。


 いや、確かにどこの職場も大なり小なりの問題はあるけど、人間関係だけでなく、職場環境、賃金、待遇、モラルとすべてダメだった職場なんて20年たった今でもここしかないよ。
 交通費が振り込まれていなかったのもこちらが申し立てしなければチョロまかすつもりだったんじゃないのって思ってる。


 腹がたつから言うが、この職場、首都圏スーパーチェーンのある店だ。関西に住んでいる私はおそらく今後お世話になることはないと思うけど、この時の経験があるから、仮に近所に進出しても、もう二度と利用したいとは思わない。

 

 こういうハズレの職場にあたったらさっさと逃げた方がいい。もしお金やしがらみがかなりからんでくるときは今流行りの退職代行サービス使うのもありかも。

【退職代行ガーディアン】