Walking in my town

40代主婦が日常の話を書いていきます。

コロナ禍後にやってきたこと② FP3級受験奮闘記

 ああ、暑い。非常に暑い日々が続くけど、ちょうど3年まえのこの時期ファイナンシャルプランナー(FP)3級の勉強してたんだよな。

 FP3級って世間では簡単な資格といわれているけど、私には非常に苦しい勉強だった。苦手なものを勉強するのがいかにしんどいかというのを思い知らされた試験だった。

 

そもそもなぜFP3級を取ろうと思ったのか?

 私は簿記とかFPとかいわゆるお金に関する勉強が苦手だ。数字に関してはIT系の資格を持ってるので特に抵抗はないのだけど、問題が金融用語。あの漢字の羅列みたいなものを見ると頭が痛くなってくるのだ。

 しかし、この歳になり子供の教育費や自分の将来のことを考えるとお金の知識が全くないというのはマズイ。何から手をつけていいのかわからないと思っていたところこの資格が身の回りのお金の知識をつけるのに良さそうだと知ったのだ。

 

大苦戦の日々

 テキスト買って勉強したけど、やはり単語が覚えられん。とにかく漢字の羅列みたいな金融用語にアレルギーを感じる。振り返ってみれば簿記も「貸方・借方」とか見ただけでもう気分悪くなって勉強するのあきらめた記憶がある。

 しかしテキストを買い、問題集を買い、受験料も払ったのだからやるしかないのだ。ということでまったくわからないなりにもとりあえずテキストの最後まで読み進めることにした。途中何度テキストを投げようと思ったか・・・。

 

 この試験の合格ラインは学科・実技両試験の得点率60%以上だが、合格だけなら世間でいわれている通りさほど難しくない。もちろん簡単だからといって私のような何のお金の知識のない人間が一夜漬けで受かるような試験ではないが、参考書が一通り読めれば受かると思う。

 人にもよるけど、履歴書にもかけるFP2級を目指すためにはまずFP3級取ることが条件になってくるので、FP3級を最低の労力でクリアしてFP2級受験に専念したいという人もいれば、私みたいにFP2級は必要なく、生きていく上で必要な最低限のお金の知識を身に着けたい人もいるので勉強の仕方はさまざまだ。

 嫌でも勉強するならちゃんと理解して進みたいと思ったので、私は自分の目標として得点率80%を目指して勉強した。

 

テキストは3度読む

 基本情報技術者をとったときの昔の記事に書いたけど、やっぱテキストは3周した方がいいと思うのだ。1周目は本当にしんどいけど、2周目、3周目といくごとにどんどん読みやすくなっていく。テキストを1周したら過去問にも挑戦し始め、最終的に過去問6回分を解いて得点率は安定して8割いくようになった。

 

matsutakeenoki.hatenablog.com

 

試験当日。どんな人が来ていた?

 今回は初めてのFP試験だが、過去問で8割とれるようになっていたので他の試験ほど緊張もせず、周りを見渡せる余裕もあった。会場に行く人は年齢が20代~50代という感じで女性の方が多かった気がする。

 

 問題数の割には試験時間は非常に長く、大半の人が試験時間を持て余し退出するのだけど、私はギリギリまで粘った。別に粘ったところでさほど合格不合格に影響はしないと思うけど、せっかく受験料払って受けている試験なのだからなら自分の知識でどこまで高得点が出るのか試してみたくなったのだ。

 時間が有り余っていたので4択のテクニックや出題者の意図を考えながら慎重に解答を選んでいった結果、学科・実技両試験とも9割超えたので個人的には満足している。だからといってFP2級に挑戦したらおそらく手も足も出ないだろうけど。

 

FP3級を取って

 FP3級は履歴書にはかけないのだけど、それでもとってよかったと思う。正直金融単語は今でもわからないものだらけだけど、少なくとも見ただけで書類投げ出しそうになるということはなくなったと思うw。