欠席しても受験料は戻ってこない
懲りずに試験編も書いてみるけど、私、この試験を受けてまず気になったのが「欠席者が多い」ことだ。試験開始の時間になってもあちこちで空席が目立つ。
もちろん身内の不幸とか病気とかはずせない仕事などでやむを得ず欠席するというのなら仕方ないと思うけど、「自信がないから」とか「面倒くさくなったから」という理由で欠席するのはキツイ言い方になってしまうが、受験料の5700円をゴミ箱に捨てているのと同じだ。
この受験料は彼らにとって大した金額でないのかもしれないし、もしかすると会社が全額負担しているのかもしれない。
でも私にとったら5700円は大きい。このお金があればかなりいいものが食べられると思うんだよね。
それに自信がなくっても受けてみて自分がどこまで戦えるか測った方がいいと思う。実際に私はこの試験を前回も受けて、午後問題の合格点に数点足りなくって落ちているけど、そのときに思ったほど悪くないなと感じたからなんとか勉強を続けることができた。
試験中の自分の勘を信じることも大事
「試験は水物」ということばがある。午後問題では出題形式はだいたい一緒だけど、それぞれの分野の難易度が毎回微妙に変わってくる。例えば、文系人間の私だと会計系の問題ならITの専門的な知識がなくてもなんとかなるかなと思ったんだけど、ざっと読むと得意分野でなくても「これならなんとかいけそう。」と思う問題があればそこに焦点を当てた方が賢明だ。
情報セキュリティと疑似言語以外は選択問題なので試験のときの自分の勘を信じて問題を解いた方がいい気がする。(ま、言語についてはCもJavaも無理なので表計算しか選びようがなかったのだけど・・。)
私の使った試験テクニック(消去法)
おしまいに、すでに知ってる人も多いと思うが、この試験で1点でも多く稼ぐために私が使った試験テクニックを書いておくと、4択式の問題の場合、消去法をフル活用したらいいと思う。
例えば歯が立ちそうにない問題をきちんと読まずに、適当にマークして試験を終えてしまう人がいるけど、それはちょっともったいない。
というのもこれだと4つに1つが正解だから正解に当たる確率は25%だ。しかし問題を読んで選択肢を見ると「明らかに間違い」の選択肢がすぐに見つかることがある。
これを1つ省くと残り3つに1つが正解となるので正解に当たる確率は約33%。もし2つ省くことができれば残り2つに1つが正解となるので確率は50%となる。確率の問題だけど、こういう積み重ねが合否を左右するんじゃないかな。
長々と書いてしまったけど、少しでもお役にたてる内容があれば幸いです。